今回は過去に登った縦走路、北アルプスの針ノ木岳~爺ヶ岳~鹿島槍岳の記録です!!
この登山では、素晴らしい景色と共に、立山と剣岳を雲海越しに見る事が出来たり
ブロッケン現象に出会えたりと貴重な体験ができました。
心に残る登山の記録を紹介いたします。
北アルプス縦走路の行程。。
季節は夏真っ盛りの8月
縦走路の紹介
4日間の縦走
1日目:扇沢ロッジ~針ノ木小屋~蓮華岳~針ノ木小屋
2日目:針ノ木小屋~針ノ木岳~赤沢岳~鳴沢岳~新越山荘~岩小屋山荘~種池山荘
3日目:種池山荘~爺ヶ岳~冷池山荘~鹿島槍岳~冷池山荘
4日目:冷池山荘~西俣出会
難易度ー高い(1日目の行程が体力勝負です。)
1日目の行程
扇沢~大沢小屋~針ノ木雪渓~針ノ木峠、針ノ木小屋
予定の所要時間:5時間
実際の所要時間:6時間半(休憩1時間)
北アルプス1日目、扇沢~針ノ木小屋
待望の4日間縦走の始まり!
仕事を終わらせてからの夜出発!!
扇沢にて車中泊をし、目を覚ませば出発地点です。
1日目、眠気を覚ますような晴天!!気持ちいいーー!!
扇沢にて4日目に迎えに来てもらえるタクシーを確認し、トローリーバスで黒部ダムへ行く
人たちを横目に、登山口へ向かいます。
気合を入れて、さあ出発です!!
興奮を抑えきれず、メンバーとじゃれあいながら大沢小屋へ
大沢小屋で小屋番の方に挨拶し、休憩させてもらいます。
大沢小屋ではレンタルアイゼンが有りました。
針ノ木小屋でアイゼンを返却すればOKだそうです。
なんて登山者想いのサービス!!
しかし、雪渓のある山を行く時には軽アイゼンでも良いので必ず持参しましょう。
雪渓下でレンタルアイゼンが有る方が珍しいです。
備えあれば患いなし!!
あれ?メンバーの一人が持って来てない?!
「おまえー、言っただろー!!レンタルアイゼンに感謝しろよー!!」
少し進むと、すぐに雪渓に到着します。
アイゼンを装備して雪渓へ!
アイゼンをしていると、自分の歩幅で進めるので意外と楽です。
しかし、振り返ると、、「滑ったら止まらないんじゃないの~」
恐怖に襲われるので、なるべく下は見ない方が良いですねw
雪渓を2時間少々登ると今度は針ノ木小屋まで急斜面が続きます。。。
雪渓が溶けて露出している山肌なので、小砂利の急斜面に足がとられます。
しかも暑い!!水分をとってもとっても汗で出ていく、、、晴天が牙をむきます!!
刺すような日差しと、体力を削るザレ場でフラフラになりながらやっと針ノ木峠に到着。。
翌日、赤沢岳への稜線から急斜面を見ると、、、
逆三角形の茶色い部分、、自分でも驚きの急斜面、、
良く登ってきたなぁ~w
とりあえず、へとへとの体を引きずって針ノ木小屋へ、、、
テントを建てて、ぶっ倒れる様に休憩。。。
少し休んだら、体力気力が蘇ってきました。。
まだ、日暮れまで時間が有るし、雨の心配も無さそうなので、
近くの蓮華岳にお散歩しましょう!!
ガレ場の続く厳しい環境の中でコマクサが群生していました。
かわいい妖精の様です。。
蓮華岳。。素晴らしい景色でした。。。
標高2798mと環境が厳しいのか植物が山肌に張り付く様に生活しています。
登った時は風もなく穏やかで、天国の様でしたが、、、。
明日、登る針ノ木岳を眺めます。。。
さあさあ今日はこれまで!!
テントに戻って明日に備えましょう!!
1日目の感想。。
やはり、毎度ながら稜線に出るまでの道はキツイ!!
雪渓から急なザレ場で時間がかかってしまった。。
刺すような日差しへの対策をしていなかったので、体力の消耗が激しかった。。
晴天は気持ちがいいが、日差しを受け続けると苦行です、、対策は必要ですね!!
後半は見る余裕が無かったけど、、どこを見ても景色は最高でした!!