玉置神社(世界遺産)どんなところ??
和歌山に住む、友人の勧めで玉置神社へ行きました。
聖地熊野三山の奥の宮であり、世界遺産にもなっている玉置神社。。
強烈なパワースポットです!!
- 場所
奈良県吉野郡戸津川村にあり、玉置山の頂上付近、標高1000mの9合目に
位置します。
吉野と熊野を結ぶ古道、大峰奥駆道(修験道)の修験場の一つです。 - 歴史
紀元前37年、崇神天皇によって速玉神社(熊野三社の一つ)と共に創建されたと
言われております。。。が!!
それを証明する様な記録は無く、創建は熊野本宮と共に、、とも言われていたり
実際には不明の様です。
元々は玉置山山頂近くに露頭する玉石を神体として、
山容を神奈備(自然環境を神体とする)として崇拝する事が起源であったと
されています。 - 玉置神社に行くと何が良い??
行くと何が良い??と言いますか、、
そもそも、呼ばれていない人は辿り着けない。。と言われています。
道に迷ったり、自然災害で通行止めにあったり、体調不良であったりと、
色々な理由で辿り着けいと言う事があるそうです。
実際、友人宅の隣り村でも、2度行って1度目は自然災害で通行止め、
2度目は体調不良で辿り着けなっかったと言う人もいました。
そして、玉置神社は崇神天皇の御代に都と宮の防災祈願と悪魔退散を祈願して
創建されました。
「悪魔退散!!」というと陰陽師的な、、?と想像がいってしまいますが、、
悪魔とは、今で言う鬱やノイローゼなどの精神的な病気の事を指すそうです。
辿り着いた方は感じる事ができると思います。。
現実離れをした雰囲気!! 強烈なパワーを!!
世界遺産 玉置神社へ!!
玉置神社へは車で向かいました。。
辿り着けない人がいると聞いていたのが頷ける様な道でした。
道路は狭く、1台が車幅ギリギリの所もあり、タイヤ跡以外には苔が生えている所も。。
すでに、異空間に入った様な気分でした。
途中、湧き水「玉置竜神水」に寄りました。
近づくモノを圧倒する様な岩の隣に、ひっそりと綺麗な水が湧き出しています。
玉置神社に近づくにしたがって、雨が降り出しました。。。
「もしや、歓迎されていない。。?」
不安な気持ちを抱いたまま、駐車場へ到着。
一つ目の鳥居が駐車場横にあり、、、雰囲気に圧倒されます。
「参拝させて頂き、ありがとうございます!」
雨は降り続き、霧は立ち込めて全てを濡らしています。
まるで参拝する人を洗い清めてくれているようです。。。
一つ目の鳥居をくぐり、歩いていくと不思議と雨があがりました。
まだ霧は辺りをおおっていて、神秘的な森の中を進みます。
本殿に近づくにしたがって、木々の大きさが普通ではなくなってきました。
太く大きい木が何本も立っています。
「なぜ、この辺の木がこんなに大きく育っているんだろう?」
「やはり、土地の持つパワーなのか、、??」
この場所が神奈備(自然環境を神体とすること)となっていた事が分かる気がします。
物凄い大きさの木が、見えてきました。
「あぁ、、神代杉!!」
驚きの大きさです!!屋久島の縄文杉も見た事がありますが、、匹敵する様な貫禄が、、
柵があり近づけず、カメラでは伝わらないのが残念ですが、、大きいです!!
樹齢3000年!!U~~~M!!大先輩!!
神代杉を過ぎると、すぐに本殿に入ります。
さっきまで、霧が出ていたのも本殿に着くと晴れていました。
欅(けやき)で作られた本殿は、木肌が白く劣化し幻想的な美しさが漂っていて、、
なにか物語に入り込んでしまった様な不思議な感じです。
無事に参拝を済ませることができました。。
嬉しさとホッとした気持ちで現実に戻ってきた様な気がします。。。
お札と神砂を買わせて頂きました。
「どうか災害と悪魔から、お守りください!!」
本殿の下にも巨木「大杉」「夫婦杉」が生えていました。
・大杉
感想・まとめ。。
今回は友人に勧められるままに、玉置神社へ行きました。
向かう道中から、神秘的な雰囲気に包まれ、玉置神社に着いてからは
パワースポットと言いますか、神聖な領域に入った感じがしました。
本殿の周りには杉の巨樹群があり、ここの場所にパワーが溢れていることが
目で見て分かります。
森羅万象の神。。まさしく自然そのものに神が宿っている。。
そんな気持ちになりました。
私自身、自然の一部であり自然が無くしては生きられない生き物です。
これからも自然を大事にして、生きていきたいと再度考える事が出来ました。