引き続き、過去に登った南アルプス、白根三山こと北岳~間ノ岳~農鳥岳を縦走した
記録を紹介します。。
Contents
南アルプス 北岳~間ノ岳~農鳥岳 縦走登山4日目の行程。。
北岳山荘~北岳~肩ノ小屋~白根御池小屋~広河原山荘
予定時間:7時間(休憩1時間)
今日は1日目に雷雨で登れなかった、念願の北岳に!!
その後、肩ノ小屋から草スベリをへて、白根御池小屋、広河原小屋への
予定です。。
南アルプス4日目 農鳥岳~間ノ岳~北岳山荘。。
朝5:00起床。
少し雲はありますが、天気は晴れ!!
ゆっくり朝食をとり、名残惜しさに負けてダラダラとパッキング、、w
さっそく北岳に向かいます!!
歩き出すと、、山頂付近に雲がかかり始め、、辺りもガスで真っ白に、、
展望がきかず、写真を撮っても白いガスに覆われてしまいますが、
足元には、美しい高山植物が元気に花を咲かせていました。
キンロバイが群生していました。キンロバイは生息地が限られていて
関東では北岳、仙丈ケ岳、至仏山、早池峰山に見られます。
中でも北岳の山頂付近には群生しており、かわいい黄色い花がたくさん
咲いていました。
ミネウスユキソウ。。葉が白い毛に覆われていて厚みがあり、
動物の耳の様な可愛い葉の中央に花が咲いていました。
歩き始めて1時間ちょっと、気が付くと山頂に、、
辺りのガスは濃いですが、、、
念願の北岳山頂に到着!!
標高3193m
日本で富士山に次ぐ2位の標高、、北岳!!
展望がきかないのは残念ですが、他の山々から
「あれが北岳か~」と眺めていた山の山頂に立てた事が
嬉しくてたまりません。。
ガスで覆われていて天気があまり良くない様なので、ほどほどにして
肩ノ小屋に向かいます。
山頂から下って行くと、ガスが晴れて太陽が顔を出してきました。
しかし肩ノ小屋を過ぎて、小太郎尾根の分岐を白根御池小屋に向かう頃から
またガスに覆われて、雨が降り始めました。。
途中の小川に、面白い花が、、
トモエシオガマです。。
渦巻き状に花が咲いています。。
「カッコイイ~。。」
天気は相変わらずシトシトと雨が降り続き、気持ちは楽しい登山の
終わりを意識して、、
無口に黙々と進みます。。
気が付くと雨も上がり、すぐに広河原山荘に到着していました。。
高山とは違う、濃い緑が広がっています。。
目の前の川で、足をアイシングしながら缶ビールで打ち上げを。。
南アルプス 北岳~間ノ岳~農取岳 白根三山縦走の感想。。
北岳~間ノ岳~農取岳3泊4日の縦走でした。
1日目は雷雨+雹に見舞われ、3000mの稜線を猛ダッシュ!!
どうにか無事に北岳山荘にたどりつけたものの、、
高度に慣れていない事もあり、高山病に、、
更に、大門沢小屋方面が崩落により通行止めという事が発覚し、
当初の予定を変更して、白根三山をピストンという贅沢な予定に。。
予定の変更は仕方なかったものの、真夏の山は雷を注意しなくてはいけない
と深く反省しました。
2日目、3日目は天気が良く、白根三山を満喫する事が出来ました。
北岳から間ノ岳、間ノ岳から農鳥岳の稜線は、説明ができない程美しく
そして大きく太い稜線でした。
こんなにも絶景な稜線を往復できて、贅沢な登山でした。
道は荒れている所もほとんど無く、全体的に歩きやすい登山道でした。
しかし、西農取岳~農取岳と北岳山頂付近には少し危険なポイントもあります。
登山をお考えの方は、ご注意ください。。
時間と体力があれば、是非、白根三山の稜線を体験してみてください!!